目標は日商2&3級のW合格

さて、ここで取得すべき簿記資格について述べたいと思います。現在、日本には日商全経全商の3つの簿記資格が存在しています。
ご存じかとは思いますが、取得して欲しいのは日本商工会議所が取材する日商であり、その理由は、社会的な評価がもっとも高い試験だからです。

また、日商には1~4級までが存在していますが、就職や転職時に企業の評価対象となるのは2級からです。正直いって3、4級の資格を取得し履歴書に記載したところで、あまり効果があるとはいえません。

しかしながら、まったく経理経験や知識の無い方が、いきなり2級の学習をはじめるのはハードルが高すぎます。学習の順番としては、簿記の基礎知識を学べる3級からはじめ、2級へとステップアップするのが最適でしょう。

2級には2つの会計知識と処理能力が必要

なお、日商簿記検定試験は、毎年2、6、11月の年3回実施されており、1、3級は午前、2、4級は午後に実施されます。つまり、2級と3級を同日に受験することが可能なのです。

何を言いたいのかというと、2級の受験のために3級から学ぶわけですから、2級受験時には3級の知識も合格レベルにあるわけです。しかも、2級と3級は同時受験が可能となれば……。そう、みなさんには、日商簿記検定試験の2、3級を同時に受験し合格を目指して欲しいのです!

ちなみに、近年の合格率は2級が20%代後半から40%代前半。3級が30%代後半から40%代後半を推移と、初学者の方であれ、決して同時合格は無理なレベルということではありません。

ただし、注意すべきはやはり2級です。商業簿記の基礎知識だけを問われる3級に対し、2級は商業簿記の範囲にレベルも上がることはもちろん、新たに工業簿記という科目も加わってきます

つまり、2級には商業と工業の2つの会計知識と処理能力が必要になるということ。もちろん、必要以上にプレッシャーを感じる必要はありませんが、決してナメてかかってはいけません。自身に最適な学習を選択し、そのカリキュラムを毎日コツコツとこなす以外、合格へとたどり着くことはできないのです。

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