独学は〝学ぶな危険!〟な学習法

簿記のみならず、あらゆる資格取得のための学習法には、テキスト選びから疑問点の解消など、学習におけるすべての事柄を自身で行う「独学」をはじめ、資格予備校の講座を受講する「通学」。そして、通信講座を受講する「通信」の3つが挙げられることはご存じの通りです。

まずは独学という学習法について検証していきたいと思いますが、独学のメリットといえば、投資金額の低さがその筆頭といえるでしょう。
独学に必要となるのはテキストと問題集が数冊程度。かかる費用も数千円程度に収まります。定期昇給もボーナスの満額支給も望めなくなった昨今、特に20?30代の若手社会人にとっては大きなメリットといえます。

また、いつでも好きな時間に好きなペースで学習を進めることができる、独学の自由な学習スタイルも、多忙な社会人にとっては実に魅力的かと思います。

独学はメリット=デメリットな学習法

しかし、この低額な費用と自由な学習スタイルという独学のメリットこそ、独学特有のデメリットであることを理解しているでしょうか?

まず、自由な学習スタイルとは、すべてを自身がコントロールして学習を進めるということであり、反面、学習への強制力「今日は疲れたから、明日頑張ろう」と、つい甘えが生じがちになってしまうということ。

そこに、低予算という要素が加われば、「損したと言っても数千円だし……」と、財布にダメージがないため挫折を防止するほどの強制力を持ちません

つまり、独学とは予算的にも時間的にも縛りが無さ過ぎる学習法ということであり、それは、もっとも挫折を誘発する学習法でもあるということなのです。

また、初学者の方が自身に最適なテキストや問題集を選べるのか、さらには、疑問点や不明点が出てきた時には誰の助けも借りられないなど、独学における不安要素は限りなく出てきます。

はっきり言います。本当に予算が無い方、そして誰もが意志の強さを認める方以外に独学はおすすめしません。特に初学者の方にとって、独学は〝学ぶな危険!〟とも言える、お勧めできない学習法なのです。

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